今年も太平洋高気圧の季節が

さて、不安定だった前線も去り、改めて関東甲信越が梅雨明けしました。

尤も、6月から猛暑日が続いていたので、改めて梅雨明けして夏が来た!

感はほぼ皆無なのですがw

 

ただやはり自転車などで走っていたりすると、太平洋高気圧独特の

温度と湿度に覆われているのが判ります。

ずーっと昔の若い頃、旅行でグアムに行ったことがあったのですけど、

その時は飛行機から空港ビル直結ではなく、一度タラップを降りて滑走路を

歩き、バスに乗る必要がありました。その時の第一印象は、

「あちぃぃぃーっ!?」

の一言に尽きます。まあ、エアコンの効いた機内からいきなり昼間の南国に

放り出されたのですから、そのギャップたるやなかなかのインパクトだった

のですが、それと同時に、ああ、これが太平洋高気圧ってヤツか‥‥

と、妙に納得した記憶があるのです。

 

確かに日本で感じるそれとグアムで感じるそれは質が違うかも知れませんが、

その時以来自分自身の中ではそれが「太平洋高気圧」なんだと、

そう身体が覚えてしまっています。

近年はあちこちでゲリラ豪雨や線状降水帯などが発生し、色々被害が出て

いますが、数年前に自転車での仕事帰りに私も巻き込まれ、

マジで死ぬかと思った経験があります。

 

雨が落ちてきたと思ったら、避ける間もなくバケツを引っ繰り返した

ような豪雨にドザシャーッと襲われ、頭上で雷鳴は轟きすぐ近くの避雷針に

落雷したのを見た時は、さすがにどこかの公共の建物の軒先に避難しました。

加えて目の前の道路がみるみる水位が上がって冠水し、本当に生きた

心地がしないままひたすら過ぎ去るのを待っていた記憶があります。

 

事ほど左様に、この季節になると思い出すあれやこれやは

ありますが、基本的に夏は嫌いではないので体調には気を付けつつ、

毎日のように自転車で走るんだろうなと思っている、今日この頃です。